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2006'08.03 (Thu)

御所泉家の優雅なたしなみ/神奈木智

【あらすじ】
天涯孤独な身の上だったはずが、一転、御所泉家の遺産相続人に指名されてしまった晶(あきら)。次期当主になるための条件は三ヶ月後のお披露目式までに完璧な紳士になること。そして、晶の教育係に指名された名家の三人、冷泉司(れいぜいつかさ)、東條雫(とうじょうしずく)、時枝皇(ときえだこう)。しかし、それは同時に晶の後見人選びも兼ねられていた。

御所泉家の優雅なたしなみ 御所泉家の優雅なたしなみ
神奈木 智 (2005/07/27)
徳間書店
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御曹司×にわか御曹司(笑)

ここ数日、神奈木さんをUPしてきましたが、この作品が私と神奈木さんの出会い。
当時は神奈木さんの名前を知らなくて、【美麗な男三人に囲まれた坊ちゃんの図】の表紙、口絵のカラーもため息ものの麗しさ・・・。

そうです、完璧なイラ買いだったのです!(爆)

でも、「お初の作家さんかぁ・・・、どうしようかな〜」と思いつつ、結構な分厚さに読み応えあるかも、と手にとりました。
分厚い分、晶の教育描写に結構なページが割かれてます。マナーとかうんちくとか嫌いな人はダメかもしれないけど、小難しいことはなかったので純粋に感心できて面白かった。

話もお約束的な展開であるものの、意外に人物それぞれに味があってよかったです。晶も気骨のある受けだったし、三人の御曹司もタイプそれぞれで一長一短あって素敵。おまけに背景描写っていうのかな、雰囲気っていうのかな、状況が分かりやすくって非常に楽しめました。
脇の御所泉家の使用人頭、滝山という人物もおもしろい。残念なことに老執事ではなくメイド頭、つまり女性(お婆さん)。彼女が肝心要のラストの行く末を握っていたとは思いもよりませんでした。

ずっと続編を待ち望んでいたのですが(だって、これからの話、もっと面白くなりそうなんだもん)、未だに出ないって事はダメかなぁ。
23:03  |  神奈木智  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT   このページの上へ

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