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2008.08.05 (Tue)

セカンドライン/坂井朱生

【あらすじ】
五年前に両親を亡くした架田未波(かたみなみ)は、その通夜の席で
初対面の日比野亨(ひびのとおる)を後見人として指名した。
中学生のその突飛な希望はなぜか受け入れられ、以来、保護者となったが、
日比野はずっとアメリカで、未波とは別々に暮らしていた。
それが突然、帰ってくるという。 しかも、未波と一緒に暮らすために。


セカンドライン (幻冬舎ルチル文庫 さ 1-9)セカンドライン (幻冬舎ルチル文庫 さ 1-9)
(2007/09/14)
坂井 朱生

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【More・・・】


保護者というには歳の近い、後見人。
天涯孤独となった受けが、自分を引き受けてくれた人物に
淡い恋心を抱くパターンはたくさんありますよね〜。

このお話も、そんな風に始まります。

他の作品と違うのは、日比野自身も孤独を味わった人物だということ。

両親を亡くした未波が、ある程度、立ち直るまで、ちゃんと傍にいた人。
そして、傷ついた未波を見て、自分を省みた。

日比野の友人・西江和彦(にしえかずひこ)に言わせれば、
未波こそが、日比野を立ち直らせたのだ、と。

だから、未波は、まだ完全に傷の言えない日比野に踏み込めなくて、
ただ、ただ、健気にひたすら日比野のために何か出来るか常に考え、
また、日比野ためにいいコでいようと、自分の放蕩さを隠したり。

なかなか、切ない話でした。

主カプが、有名な作曲家(攻め)と、使いきれないくらいの遺産を受け継いだ
大学生(受け・当時は中学生)ってとこ以外は、大きな事件もなく。

(さすがに、このシチュは、ちょっとご都合主義過ぎやしないかとも思ったけど、
 まぁ、BLだしね・笑)



惜しかったのは、ラストで日比野の気持ちが急展開すること。

SSの『プライオリティ』で西江も言ってたけど、今まで放っておいて、
その独占欲丸出しはないよな〜、と思うのですが、
受けにメロメロ・激甘な攻めは大好物なので、よしとします(笑)


02:10  |  坂井朱生  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

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